ヘッドフォンブック 2011 を手に入れたのだが失望した

巷で噂になっていたヘッドフォンブック 2011 音楽ファンのための最新ヘッドフォン&イヤフォン140モデル徹底ガイドですが、初版はなんと付録でイヤフォンが付いてきます! Σ(`Д´ )マジ!?

付録で付いてくるイヤフォンがまた話題を呼んでおりまして、イヤフォンにして価格 20 万円という超高価格のモデルを販売している FINAL AUDIO DESIGN のエントリーモデルの Piano Forte II と同系統のイヤフォンが付録なんです。Piano Forte II が約 3,000 円で市販されているモデルなので、本体価格が 2,000 円なのに対して 3,000 円のイヤフォンが付いてくると言うことで、もはや本か付録かどちらがメインかわからない状態です。

同様の手法で売られている女性誌がバカ売れしている訳も理解できます。
まぁそんな話題の書籍というわけで、ネットショップ上ではあっという間に売り切れ。Amazon も楽天も品切れでした。唯一購入可能だった紀伊国屋Webで購入するも品切れキャンセルのメールが本日配信されてきました。

情報のキャッチアップが遅かったので既にネット上では初版を買うことは不可能と判断し、定時で会社を上がって書店巡りです。会社最寄りの書店では当然のように売り切れ。ヨドバシアキバなら絶対売ってるという確信の元に秋葉原に出向き、無事にゲットすることができました。ヽ(≧□≦)ノ

DSC_0820.jpg

- スポンサーリンク -

まずは結論から。過度な期待をしていたこともありますが、このイヤフォンはっきり言って音質はかなり悪いと感じました。手に入れた皆さんはどんな感想なんでしょう?

・ 装着感はかなり悪い。プラスチック本体にゴムが付いていないので耳の形次第ではフィット感が得られません。
・ 音は中低音重視。高音は隠れて聞こえない。
全体的に音場が狭くかなり独特の音場感、音がこもり気味。まるでスピーカーでラジオの音を聞いている感覚に近い。

DSC_0823.jpg

もっとも普段使っているイヤフォンが Etymotic Research hf5 と オーディオテクニカ ATH-AD2000 といずれも中高音を綺麗に聞かせる高解像度タイプなので、ある意味真逆のタイプのイヤフォンです。そもそも僕の好みの音ではないというのが一番のギャップを生んでいるのかも知れません。


書評の方ですが、以前紹介したヘッドフォンブック 2008 と比較して内容が劣化していると感じました。ヘッドフォンの指標として

・ 音質=装着感、高音域の伸び、中音域の充実感、低音域の豊かさ、全体の音の分解能

がチャートグラフで示されており、購入するにあたり凄く参考になったのですが、今回の 2011 版にはチャートグラフがありません。指標も変わって、

・ 音質=ポップス、ロック、ジャズ、ヒップホップ、クラシック
・ 機能性=装着感、コードノイズ、遮音性、付属品、デザイン・質感

が棒グラフで表示されるようになりました。正直言ってこの指標ではなんの参考にもなりません。前回の指標にプラスして今回の指標があるなら、自分が聴くジャンルに合わせて選択を悩むという使い方ができるので、かなり意味があるのですけど・・・。商品情報ならネットで商品ページを見ればすむ話なので、ある人の主観で構わないので音そのものの評価をして欲しかったと思います。

そして何よりも僕を失望させたのは、ページ最後の方のハイエンドヘッドフォンの極みのコーナーでしょう。ココにおいては商品説明のみで、なんの評価もなされていません。これでは各ヘッドフォンがどういった指向の音を奏でるかすらわかりません。商品を絞ることすらできない点で残念。

というわけで、いろんな意味で残念感にうちひしがれました。 (´・ω・`)ショボーン


せっかくヨドバシに立ち寄ったのでオーディオコーナーに立ち寄ってゼンハイザーの HD800 とベイヤーダイナミックの T1 を視聴してきました。正直言って HD800 は化けもんです。あの独特の音場感と解像度とクリア感は爽快でした。めちゃくちゃ欲しくなりましたが 16 万円はとても手が出ません。手持ちの AD2000 よりも遙かにクリアな感じがしました。ちょっと勝負にならないかも。T1 の方は HD800 を聴いた後なので、何となく優等生的な音だけど HD800 の印象が強すぎて T1 は印象には残りませんでした。

そしてオーディオコーナー近くに置いてあったヘッドフォン特集のフリーペーパー。こいつの出来映えが秀逸でした。というか情報量的にヘッドフォンブック2011と遜色ないレベル感なので超お得です!

DSC_0822.jpg

ヘッドフォンブック2011もまだ若干の在庫が残っていたので、それでも気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか?まぁいろいろ悪口書きましたが、僕はオーディオマニア(オーオタ)なんで商品説明眺めているだけで楽しいので、この書籍に対して 2,000 円の価値は見いだしています。

- スポンサーリンク -