NP-S2000 向けの DLNA サーバ環境構築で苦労した

NP-S2000 を購入してから安定したストリーミング環境構築で最も苦労したのは DLNA サーバの構築です。

結論をはじめに書いておくと、ハイレゾ音源をやらない(≒CD を便利に管理する用途)のであれば、ファームウェア ver2.08 + NETWORK PLAYER CONTROLLER ver3.0 で iPad/iPhone 内の音楽再生機能で再生するのが最も使い勝手と安定性が良いことがわかりました。そうすれば外出先ではデフォルトのミュージックアプリで再生、楽曲は itunes 管理で今までの運用をそのまま引き継ぎつつ、宅内で新たに NAS をたてたり、DLNA サーバを構築したりすることが不要です。

つまりハイレゾ音源を当面楽しまない僕が最終的に行き着いた環境はこうなりました。

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当初は iPhone じゃなく new iPad で楽曲管理&リモコンとして使っていたのですが、手を滑らして液晶を割ってしまいました。やっぱりリモコンはやはり小さくあるべきで iPhone の方が使い勝手は良いことがわかりました。そして iPad は片手で持つようなものじゃないこともわかりました。

話が脱線しました。

当初僕が構築した環境は、Windows7 64bit に DLNA server をたてて、iPad/iPhone などは DLNA クライアントとして YAMAHA NETWORK PLAYER CONTROLLER を使う環境にしていたのですが、どうにも動作が不安定で納得がいくものではありませんでした。

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DLNA server として Windows Media Player 12 を使ってみた場合、環境構築はデフォルトでインストールされているソフトだけで構築でき、iTunes フォルダを共有設定にするだけと非常に簡易であるものの、CPU パワーを結構使うため PC が予想以上に重くなってしまいました。普段使いの PC としては適さないという結論に達しました。おまけに Apple Lossless が扱えないので今回の僕の要件には適しません。ALAC 対応は Windows7 が 32bit の場合には何とか使えるようにできるみたいですが、64bit では同様の手法でうまくいきませんでした。

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次にデフォルトでライセンスが付属している Twonky Media Server ですが、マニュアルに付属している URL リンクからは ver 5.5 がダウンロードできるようになっていますが動作が不安定でした。そして Twonky 自身が通常のアプリとは異なり HTTP server としてサービスが立ち上がる仕様なので、設定がブラウザ経由と変態的で非常に使いづらかったです。Windows アプリと言うよりは完全に Web service です。

動作が不安定で悩んでましたが、Twonky のサイトを調べていたら、幸い付属のライセンスで Twonky 7.0 Special 無料アップグレードが可能だとわかりました

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使ってみると、7.0 の方は比較的安定しつつも CPU 負荷が低いので PC の普段使いと併用して使うことも可能でした。Apple Lossless も普通に使うことができました。ただしブラウザ経由で見る画面にいくつか不具合が発生したので、JavaScript を自分で修正したりと、やっぱり何かと納得いかない感じでした。

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数日 Twonky 7.0 を DLNA server として使い続けてみましたが、結局のところ、NP-S2000 が見つからないというエラーが発生したり、コントローラアプリの反応が鈍くて楽曲が変更できなかったりという不具合が発生して安定性に不満を覚えるようになりました。DLNA server として NAS を購入するか、mac mini を中古で購入して Linux ベースの DLNA server の導入を検討して悩んでいたところ、ファームウェア ver2.08 とアプリ ver3.0 が公開されて今に至ります。

他にも DLNA server は存在しますが、Apple Lossless が扱えるソフトウェアは数少ないです。そもそも無償のものは数限られますし、思っていた以上に Windows7 64bit で Apple Lossless を扱うハードルが高いという結論に達しました。

せっかく Windows Media Player と Twonky で苦労したノウハウとかがあるので、それは次のエントリで書いていきます。

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