- 書評 - もの凄く高いけど人類の進化大図鑑を購入した

書店に並ぶ前から気になっていた書籍のひとつに「人類の進化大図鑑」がありました。何しろ価格が 7,980 円もするのでおいそれとネットで購入するわけにも行かず悶々としてました。
先日大宮 SOGO の上の書店に立ち寄ったとき、本書を見つけました。しっかりとビニールに包まれていましたが店員さんに声をかけて中を見させて頂きました。もの凄くお金をかけて作られた書籍であることは間違いないし、娘の教養を高めるにもゆくゆく使えると感じたので、高額商品ですが迷わず購入しました。

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本書では発掘された化石を元に復元された人類の祖先の容貌が再現されていますが、科学捜査の最先端の技術をもって頭骨を復元して筋肉を作り皮膚を特殊素材で再現しています。筋肉の付き方は現生人類とチンパンジーでも主な顔面筋は共通しており、かつ膨大な蓄積データから復元していることもあり、現代技術では元の顔に相当近い形で復元可能だそうです。髪の毛も一本一本植え付けているそうで、気が遠くなりそうな膨大な時間をかけて再現した容貌を、高精細なカラー画像でじっくり見ることができます。

ちなみに下の画像はホモ・ハビリスと呼ばれる原人でちょうど中間地点の原人です。

こちらが人類の系統樹。僕が小学生の頃に習ったのはアウストラロピテクスが最も古い類人猿だったのですが、現代考古学ではサヘラントロプスってのが最も古い祖先とのことです。ヒトとチンパンジーの最後の共通祖先と同じ時期に生きていたそうです。

このサヘラントロプスですが、顔形、毛並みなど、どっからみても猿にしかみえません。

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こちらが僕らの世代がよく知るアウストラロピテクスです。何となく人類っぽい風貌がでてきています。いろいろな角度で見た事なんてなかったのですが、横から見ると鼻が潰れています。横から見るとかなり猿っぽいです。

こちらが人類の進化を横顔でみた図です。進化に伴い脳容量以外にも鼻の高さが変化していくのがよくわかります。やはり猿っぽい顔かどうかは横顔が決め手っぽい感じです。

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個人的に最も気になっていたのはネアンデルタール人です。身体能力的にも脳容量的にもホモサピエンスを上回る人種だったにも関わらず絶滅した理由は未だ謎とのことです。ただホモサピエンスとの交配もある程度あったようだとも遺伝子調査でわかってきたとのことです。

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そんなこんなで娘の教育の目的で購入したのですが、書いてある日本語も漢字も難しいですし、後数年は完全に大人の読み物になりそうです。とは言っても大人も文字を読むと頭を使う系統の書籍です。絵だけをみるってのもアリだと思います。そして絵だけを見ると割り切るのであれば・・・後で気がついたのですが洋書版を購入すれば 2,201 円で手に入ります。日本語版どんだけぼったくってるのよ!って思っちゃいます。

人類の進化を超美麗なカラー画像でじっくりと学ぶ教育本としては秀逸です。そして、この豪華なカラー写真の数々を 2,201 円で手に入れることができるなら英語版は相当お買い得だと思います。

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