首にできた腫れ物(粉瘤)の治療体験と手術に至るまでの日記(後半)

首にできた腫れ物(粉瘤)の治療体験談の後半です。僕が手術に至るまであれこれネットで情報を調べましたが、体験談が一番参考になったので、僕も日記として書き綴っております。前半編では膿の一時的な摘出とファロム錠による腫れの改善までを記述しました。後半では実際に手術を行い、その後の経過について記述していきます。

平成25年2月21日 ファロム錠を飲み始めて三日目

抗生物質を飲み始めてから腫れがずいぶんと治まってきたような気がします。実際指で触っても中のしこりの大きさが半分程度になっているのを実感しました。コレなら手術なくても治るんじゃない?って一瞬思っちゃいました。

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平成25年2月23日 三回目(手術当日)

残念なことに金曜日くらいから、しこりがまたも成長を始めました。しこりの大きさも以前と同じ大きさに戻ってしまいました・・・orz 粉瘤はなんてしつこさなのでしょう。またもジクジク痛み始めました。一瞬でも小さくなったのは膿を一時的にとったからみたいです。鏡でよくよく見ると毛が埋まっていて、そいつが何とも悪さをしている気がしてなりません。

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そんな悩みとも今日でおさらばです。いよいよです。今日は手術当日です。朝食は軽めに、昼食は抜いてくださいとの指示がありました。そこかよっ!って思われそうですが、お腹が減って減ってつらかったです。

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そうこうしているうちに手術の時間が近づいてきました。なんだかソワソワしてきたので、ちょっと早めに病院へ足を運びました。さすがに名医だけあって本日もお昼休みの 13:00 - 14:30 の間に3件の手術があるようです。僕が一番最後。診察券と予約表を渡すと、きっかり 13:15 に名前が呼ばれました。

粉瘤をちょっとみて、「では隣の部屋で麻酔してもらってね。」の一声で診察室から移動。
てっきり手術室で手術を行うと思ってましたが拍子抜けです。非常に普通な診察室のベッドに横になり、首回りにイソジンを塗りたくって、まずは消毒。そして先生登場。何故かデジカメで処置前の状態を撮影されました。

そして麻酔。麻酔は粉瘤周辺に5カ所ほど針を刺されました。徐々に麻酔が効いてきたので五カ所かどうかは不明ですが、五カ所までは感覚がありました。痛みはチクッて感じではなく普通に痛かったです。結構深くまで針を刺したようで歯の治療の麻酔に似た痛みです。アレよりちょっと痛い感じです。

そして再び部屋移動。いよいよ手術室へ移動するのかと思いきや、一番奥の部屋の診察室へ移動です。どうやら「手術中」のランプを診ることはなさそうです。部屋にはベッドは2つあり明るめの照明になっています。隣のネッドでは先客が手術中の模様です。10分間ほどベッドに横になっていると、お隣から「はい。終わりました。」の声が聞こえ、しばらくして先生がこちらへ来ました。

肝っ玉が小さいので、いよいよかと心臓はバクバクしてしまいました。

麻酔が効いてることを確かめられ手術道具が運ばれてきました。うおっ!このまま始まるのかっ−!て思いきや、ドラマでもよく見かける、処置する部分だけ丸い穴が開いた緑色の布をかぶせられました。何も見えない方が安心します。

そしていよいよ手術が始まりました。開始時間は 1:30 でした。

  • まずはイソジンをもう一度塗られました。感覚は全くありません。
  • そしてメス。メスで切られている感覚は全くありませんでした。
  • 全然痛みはなく安心して心拍数も落ち着きました。
  • そして袋状の嚢胞(のうほう)の切除。ハサミでパチンパチンと肉を切る音が響き、何かで強引に引きちぎられる感覚がありました。
  • 切除した部分を「はい、料理しておいて」の一言が謎でした。
  • そして縫合。かなり何針も塗られた感覚があります。縫合が一番時間がかかりました。
  • 縫合した後に首回りを拭いてガーゼを張って処置完了。

時計を診ると1:45です。15分で手術は無事終わりました。「はい無事終わりましたよ〜」の一言ともに先生はあっという間に患者が待つ診察室へ戻っていきました。もの凄く忙しそうで医者は大変そうです。

本当は切除した部分を写真を撮りたかったのでデジカメを持って行ったのですが、とてもそんな雰囲気ではありません。でも切除した肉を見せてもらうことはできました。料理しておいてと言ってたのは、病理診断のための謎の液体の瓶に入れることを指していたようです。今思えば料理じゃなく病理しておいて。と言ってたのを聞き間違えただけだと思います。

ちなみに切除した肉はこんなイメージです。ネットの画像でみた嚢胞は皮膚が袋状になった物体だったのですが、思いっきり肉でした。中華の東坡肉を茹でる前の赤身に似た感じです。そして何とも長い毛が肉の奥の方に伸びてました。

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今日はお風呂にも入らず、明日からは半身浴で絶対に患部を水につけないように注意されました。また当面毎朝通院して患部の状態を見ることになりました。抜糸は状態を見ながら日を決めるようです。

処置内容: 手術、病理診断
処方薬: 飲み薬:メイアクト錠(セフェム系の第2世代の抗生物質)、カロナール錠(アニリン系の解熱鎮痛薬)、ムコスタ錠(胃酸に対する防御因子増強薬)
自己負担額: 8,810円

ネット情報では手術の相場は 15,000 円ほどのようですが、この松本医院では約半額と非常に安価でした。ガーゼは絶対はがすなとのことなので、残念ながら縫合した傷口は当面撮影できなさそうです。

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麻酔は術後3時間ほど聞いてましたが、徐々にズキズキと痛みを感じるようになりました。肉を切ってるので当たり前ですね。でも痛みの程度は激痛には遠く及びません。全然我慢できる範囲の痛みです。痛み止めを飲まなくても大丈夫な程度。ちょっと痛み止め飲むと楽かな〜って程度です。

術後一日目

朝起きたらガーゼが半分はがれてました。ガーゼ直すついでに記念撮影。よく見ると6針縫っていることがわかりました。想像していたよりも傷口が大きくてびびってます。

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平成25年2月25日 四回目(手術後2日目)

術後経過処置としての診察です。「非常に綺麗に仕上がってますよ〜」の一言でイソジンを塗り直してガーゼを換えて処理完了。傷口を見せてもらうこともできませんでした。傷口はかさぶたと同じような痒みを感じるようになりました。痛み止めが切れると鈍痛がします。特に夜に痛みを感じることが多いようです。処方薬からは痛み止めのカロナールは出してもらえなくなりました。

処置内容: 処置
処方薬: 飲み薬:メイアクト錠(セフェム系の第2世代の抗生物質)、ムコスタ錠(胃酸に対する防御因子増強薬)
自己負担額: 710円

平成25年2月27日 五回目(手術後4日目)

術後経過処置としての診察です。「あのぉ傷口を見てみたいんです」とお願いしたところ、鏡を取り出して見せていただけました。腫れも随分と治まってましたが痛々しい傷口でした。
「次は抜糸だから金曜日か土曜日の朝来てね」とのことで、前回同様にイソジンを塗ってガーゼを換えて処理終了。いよいよ抜糸ですが傷口がちゃんとふさがってから抜糸したいので土曜日の診察にしました。日常的に特に痛みは感じなくなりました。薬ももう飲まなくても良いそうです。

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処置内容: 処置
自己負担額: 350円

平成25年3月1日 六回目(手術後6日目)

いよいよ抜糸の日です。「麻酔の時よりは痛くないから」と言われていましたが、過去の経験から注射並みの痛みがあることを知ってます。案の定、6回注射したような痛みでした。糸をハサミで切って抜く時がチクッとするんですよね。抜糸後はパッチを当てて処置完了。今日から水濡らしのOKがでたので、普通におふろに入ることができるようになりました。

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処置内容: 処置
自己負担額: 350円

平成25年3月4日 七回目(手術後9日目)

抜糸も終えお風呂も普段通りに戻りパッチをつけている以外は日常生活で傷のことを全く考えなくなりました。痛みも全くありません。今日も先生は一言「うん。綺麗に仕上がってるね」とのこと。仕上がりが気になって仕方がないのでパッチをとって傷を見てみました。突っ張りもなく綺麗に仕上がりつつありました。さすがに形成外科だけあると思います。次は一週間後に受診市に来てくださいとのことでした。

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処置内容: 処置
自己負担額: 370円

平成25年3月9日 八回目(手術後14日目)

今日でちょうど二週間目です。傷口はほぼふさがった状態でかさぶた状態になってます。傷口をつまむと以前のようにコリコリしたモノが中に残ってるのですが、以前とは違って痛くはありません。コリコリがなくなるのかは良くわかりません。かさぶたがとれれば治療は完了するみたいですが、まだ週次で通う必要があるようで、次の土曜日にまた受診することになりました。

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処置内容: 処置
自己負担額: 370円

平成25年3月16日 九回目(手術後21日目)

今日でちょうど三週間目です。今日からお風呂に入るときはテープ(パッチ)をとって洗って良いと許可が出ました。相変わらず手術前以上に肉のコリコリ感はあるのですが、手術痕も綺麗です。手術痕が綺麗になくなるので我慢してパッチを貼り続けてねとニチバンのテープが手渡されました。次は二週間後の土曜日の受診です。さすがの形成外科だと実感しつつあります。

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処置内容: 処置
自己負担額: 370円

平成25年3月30日 10回目(手術後35日目)

全開から二週間ぶりの診察です。傷跡は随分となくなりましたが、まだまだニチバンのテープを貼り続けています。傷口付近が相変わらずコリコリするので先生に聞いてみたら、「傷ってのは意外と硬いので、まだまだ時間かかるけど治るからテープ貼り続けてください。」とのことです。我慢我慢。

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処置内容: 処置
自己負担額: 370円

〜〜〜 術後の経過を後日ここに追記していきます 〜〜〜

平成26年5月20日 (手術後1年以上)

一年以上経ちましたが、傷跡はよく見ないと判別付かないレベルまで消えました。傷口のコリコリもほぼ完全に消えています。腕の良い先生に手術いただいたと実感しています。

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さて結論です。粉瘤の手術は怖くないです。

腫れ物ができたら粉瘤(アテローマ)も疑ってみましょう。もし粉瘤を完治したいなら迷わず手術を選択しまよう。手術費用はそれほど高額ではありません。僕の手術費用は病理検査と処方薬含めて僅か 8,810 円でした。
そして手術は麻酔と術後以外は全くの無痛です。痛くないので怖がらなくても大丈夫です。麻酔が切れても我慢できる範囲の痛みです。これも怖がらなくても大丈夫です。

この治療体験が、同じ悩みを持っている人の参考になれば幸いです。

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