ネットワークプレーヤー NP-S2000 の音飛びは192kHz/24bitのFLAC非対応が原因だった

この2年ほどで音楽市場も随分変化したと思います。
特にここ1年くらいでハイレゾという言葉も随分と一般化し、ハード面でハイレゾ対応が進み、コンポもイヤホンもヘッドホンもハイレゾ対応、スマホですらハイレゾ対応です。一方のソフト面でもハイレゾ対応が進みつつあり、一時期に比べたらハイレゾ音源も随分と増えつつある世の中になってきたと思います。

2年半前に購入したネットワークプレーヤー NP-S2000 は値段に見合う高価なコンデンサ類を惜しげも無く搭載していて、実際その音質には大変満足して使ってきました。
NP-S2000 を購入したからには、なるべく同じ楽曲であれば当然ハイレゾ音源を選択するわけですが、どうにもこうにも音飛びする時がありました。つい昨日まで、それは WiFi の速度が安定していないからだと完全に思い込んでいました。

仕方がないので購入した 11ac 対応の高速無線 LAN AtermWG1800HP2 環境で音飛びがまたまた発生しました。どうにも特定の曲で発生していることに気が付き、いろいろ情報を探してみると、なんとなんと、購入から二年半もたった今知った衝撃の事実!

なんと NP-S2000 に搭載している処理能力が足らず、FLAC 形式の場合は一部の 192kHz 音源は音飛びが発生して正常に再生できないらしいんです!
えぇぇぇ!!!Σ(゚Д゚;エーッ!

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NP-S2000 は一部の 192kHz/24bit FLAC は音飛びします

ネットで知った衝撃の事実!
真偽の程を確かめるべく、公式の製品情報のページを改めて確認してみました。

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購入当時になんて記載されてたかわからないけど・・・
あぁ・・・確かに書いてあるわ・・・orz

WAV、FLAC*¹、AIFF、MP3、WMA、Apple Lossless、AAC*²
*¹一部のFLACファイル(192、176.4kHz/24bit)では音途切れが発生する場合があります。
*²著作権保護されたAACファイルには非対応です。

当然情報量が多いほうが音が良いはずなので、なるべく 192kHz を買うようにしてました。例えば RPG の戦闘曲のような感じで、超格好いいショスタコーヴィチ:交響曲第5番ニ短調 作品47≪革命≫も、いつもいつも音飛びしてくっそぉぉぉ!と思ってた楽曲のひとつなのですが、確認してみたら FLAC 192.0kHz/24bit でした。

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96kHz/24bit にダウンサンプリングして音飛び解消する方法

ハイレゾ音源って意外と CD 音源より高かったりしますが、CD と違ってモノは単なるファイルです。ファイルなので消したって何か失った気があまりしません。音飛びするから捨てちまえ!って勢い良くファイル整理しちゃいそうです。

が、ちょっぴり冷静になって、NP-S2000 が対応する 96kHz/24bit へダウンサンプリングしたら良いだけなのかな?って思ったのでやってみました。

はじめてのダウンサンプリングですが、OSX で作業するなら X Lossless Decoder : Lossless audio decoder for Mac OS X って超絶便利なツールが存在します。
しかも無料!!

使い方は超絶簡単です。X Lossless Decoder をインストールしたら起動したら、まずは環境設定を開いて変換ルールの設定を行います。どうせなら iTunes でも聞けるように Apple LossLess 形式に変換しておくことにします。母艦の OSX で聞くときは iTunes に統合できるので便利ですよね。

環境設定 > 一般の出力フォーマット > Apple Loss Less からオプションで 96000Hz を選択します。

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次に変換したい楽曲のフォルダを左のスペースにドラッグ&ドロップして CDROM アイコンの変換を押下します。フォルダ内のファイルが全て同じサンプリングレートの楽曲なら一気に変換できます。
デフォルトの設定では8スレッドで並列処理するので、かなり高速にダウンサンプリング変換することができました。

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ダウンサンプリング後は一切音飛びしなくなりました。危惧していた音質も正直に言えば違いはわかりません。ヘッドホンでじっくり聞き比べれば空間の広がりが若干違いますが、スピーカーから流して何となく聞く分には 96kHz でも十分すぎるほどに高音質です。

そして何より便利なのが、mora で購入してきた FLAC 根源もまとめて iTunes 管理できるようになったこと。Apple LossLess のほうがファイルサイズが大きくなりますが、利便性の向上のメリットのほうが大きいです。
加えて嬉しかったのが合致する楽曲のメタ情報を勝手に再構築してくれることです。mora から購入したハイレゾ音源にはメタ情報が含まれていない?のでジャケット画像とか表示されなかったのですが、ばっちり表示されるようになって超絶嬉しかったです。

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X Lossless Decoder で Apple LossLess 変換そのものが、超絶オススメです!

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