人間ドックで指摘され精密検査したら緑内障と診断されました

今年は三年ぶりに人間ドックを受診しました。いつも健康体と言われてたので安心しきっていたのですが、指摘事項が出まくって愕然とした。想定外に要精密検査が2つもでてしまったので、早速病院をはしごして精密検査を受けてきました。

そのうちの片方の結果は即日出た。

実を言うと 12 年前にも眼圧が高いと人間ドックで指摘されたことがある。そのときは最寄りで大きな病院ということで埼玉記念病院で精密検査を受けた。当時は視野検査という検査を行い、緑内障と呼ぶには大げさだが盲点以外にも若干見えていないところがあるようだと診断をくだされた。

今思い返せば毎年経過観察を行った方が良いと言われていた気がするが、その後の人間ドックで一度も指摘されなかったので結局再診せずじまいで 12 年経ってしまったわけだ。12 年経つと検査も進化していて、今日は OCT 検査なるものを受けてきた。結論から言うと、残炎ながら軽い緑内障と診断された。データをもらってきたので病状経過の記録としてブログにまとめていきたい。

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緑内障という病気について

こういうときに便利な Wikipedia によると概要は以下の通り。網膜神経節細胞が死滅し視野が徐々に失われていく怖い病気。近年の疫学調査で 有病率は年齢とともに上昇し 40 代で 2 %、70 代で 10 %越との報告があり、明らかに加齢が関係していることがわかっています。

緑内障は網膜神経節細胞が死滅する進行性の病気であり、特徴的な視神経の変形と視野異常(視野欠損)を呈する。基本的には現時点では一度喪失した視野は回復させることが困難なため、失明の原因になりうる。日本では、最近になって糖尿病網膜症を抜いて1番目の失明の原因となっている。視野狭窄は自覚されないうちに末期症状に至ることも多く、発見には定期的な健康診断が必須である。
かつては眼球の中の圧力である眼圧が高いことが原因と考えられていたことから、眼圧を下げることで視野障害の進行を停めるという方法をとる。眼圧を30 %低下させることにより正常眼圧緑内障において80 %の患者において視野障害の進行が停止したという報告もある。しかし、眼圧が正常範囲であっても緑内障に罹患している患者が多いことが確認され、現在は視神経乳頭の脆弱性が緑内障の原因として考えられている。
喪失した視神経の回復は困難であるが、近年はこれを再生する研究も行われている。

かつては一度死滅した視神経細胞を回復させることは困難であり回復不能な病気とされており、様々な治療方法が模索されてはいるものの現時点で緑内障治療に有効なエビデンスは眼圧下降のみであるようです。近年では iPS 細胞などによる視神経の再生の研究も進んでいるようで、将来的に期待です。

緑内障の検査方法について

検査は眼圧検査、眼底検査、隅角検査、視野検査、視神経乳頭等の形状解析などが行われます。眼圧検査、眼底検査は人間ドックでの検査メニューにもなっているので、ここで要検査診断がくだされた場合、視野検査や形状検査などの精密検査を行って症状をみることになります。

眼圧検査

眼の内部の圧である眼圧を測定する。眼圧を下げることが緑内障の治療となるので治療状況を把握するための基礎的な検査。

眼底検査

視神経乳頭陥凹の度合い、網膜神経線維層欠損の有無、乳頭出血の有無、乳頭周囲脈絡網膜萎縮等を把握するための検査。

視野検査

まっすぐ前方を見ている時にどの範囲が見えているかを調べる検査。通常人は両眼で物を見ているので視野異常を自覚しづらいがこの検査で測定できる。正常眼では片目につき上方に 60 度、下方に 75 度、鼻側に 60 度、耳側に 100 度という広い視野がある。

画像解析検査

OCT と呼ばれる検査機器を使って視神経乳頭や視神経線維層の形状解析を行い、緑内障の進行度合いを把握するための検査。

隅角検査

表面麻酔をおこない検査用のレンズを角膜に乗せて隅角の状態を検査し、隅角の開大度や形態異常、色素沈着、隅角後退、新生血管、虹彩前癒着などの有無を確認して緑内障の病型を把握するための検査。

今回は OCT 検査で異常が出た

前述したとおり、人間ドックでは眼底検査で視神経乳頭陥凹が見られるため要精密検査と診断が下されたため、眼科専門医を訪れて検査をしてもらったわけだが、12 年前にもやった視野検査は予約が必要でなんと予約は 9 月まで埋まってるとのことだ。今日は OCT 検査という 12 年前にはなかった画像解析検査を受けた。

下された診断を書いておくとこんな感じだった(※書いておかないと忘れてしまう)。12 年前にも年一度は定期検診に来てくれと言われたが、今回は現時点では即座に治療は不要な状態だが、確実に年一回は検診に来るように念押しされた。

  • 画像解析結果からは軽度の緑内障とは言える。
  • 特に有意に視神経乳頭陥凹とは言い切れない状態。
  • 現時点では治療は必要ないが、定期的に検診が必要。
  • 9月に視野検査をして病状の進行具合を図ろう。
  • 原因は加齢と近視の進行が疑われる。

せっかく精密検査を受けたのだから、検査結果のコピーをもらってきた。乳頭マップと黄斑マップの二種類の結果がでたが、黄斑マップの方で異常がでていた。正直このシートに関する説明はあまりなかったので、自分でネットで調べながら理解しようと努めたが正直よくわからなかった。

OCT 検査:乳頭マップの結果

左右の視神経乳頭の形状を測定し、神経線維層の厚さを実測値を正常眼との比較をカラーマップで表示した結果とのこと。緑の中に入っていれば正常範囲、黄色は 1〜5 %未満、赤は正常の 1 %未満とのこと。

人間ドックでひっかかった視神経乳頭陥凹については、この画像の一番下の眼底中心部の断面を見る限り凹んだ部分はないので大丈夫だろうと先生から説明は受けたが、シート上は正常眼データベースとの比較では赤く◎で囲われているように見える。

そのほかの説明はなかったが、Symmetry の部分が個人的に気になっている。正常な人の場合は全て緑の範囲に収まるらしいが、僕の場合は一部赤の部分に入っている。Clock Hour も両目とも内側の斜め上に異常があるようにも見える。

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OCT 検査:黄斑マップの結果

OCT で測定できる神経節細胞層複合体(GCC と呼ぶ)の厚みを網膜の黄斑部でセクターごとに可視化した結果とのこと。% の意味は前述同様。

僕の結果は黄色と赤ばかりだった。意味するところは正常眼よりは緑内障により神経が薄くなっているわけだが、そうすると先生のコメントとは多少違うことになる。ネットで調べる限り、緑内障の場合は数値が 50 未満になるようなので、僕の場合は 80 強あるのでまだまだ大丈夫とみれば良いのだろうか?

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単なるいち患者なので OCT 検査の結果が意味するところはわからないが、緑じゃないという事実だけで心配になってしまったりするわけです。緑内障に専門の方で、もしアドバイス等いただけるならコメントいただけると幸いです。

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